クジラTOPICS 
クジラTOPICSへもどる

立教大学・鯨科研 シンポジウム「捕鯨を通してみる世界(II)-捕鯨研究の現状と課題-」


 6月10日(土),東京都・池袋の立教大学にて“鯨科研”シンポジウム「捕鯨を通してみる世界(II)-捕鯨研究の現状と課題-」が催されました。
 “鯨科研”とは、立教大学・日本学研究所に設置された研究会のひとつ。文部科学省科学研究費補助金を受け,クジラと人間のかかわりをさまざまな観点から研究しています。
 日本・西海の捕鯨史,ヨーロッパ捕鯨史,韓国捕鯨史の専門家が各人の研究成果を報告した今回のシンポジウム。立教大学・荒野泰典 教授による基調講演と,4組5名の研究者による個別報告があり,それぞれ,現地に残る捕鯨用具・史跡の紹介や,捕鯨方法の特徴を解説。各地域の捕鯨文化を比較検討し,意見交換されました。
 世界各地に残る捕鯨文化を検証することで,将来の捕鯨のあり方,多様な文化の共存について考える“鯨科研”シンポジウム。来年秋には,国際シンポジウムも予定されているそうです。期待が高まります。

▲会場となった立教大学の池袋キャンパス ▲進行役の立教大学・蔵持重裕 教授のあいさつでスタート ▲会場には立教大学の学生をはじめ,捕鯨文化に関心を持つみなさんが集いました
▲“鯨科研”のこれまでの活動を振り返った立教大学・荒野泰典 教授による基調講演。これからの課題についても語られました ▲宮崎公立大学・李善愛 教授は韓国の捕鯨史を解説。韓国の鯨肉専門店の紹介や,クジラの解体業についての報告もされました ▲西南学院大学で講師を務める島田竜登さん。オランダに現存する捕鯨にまつわる建物や絵画を紹介しました
▲立教大学の千石英世 教授(左写真)と山浦 清 教授(右写真)は,ヨーロッパの捕鯨史跡を探訪したときの様子を報告。アソーレス諸島とバスク地方の捕鯨文化を紹介しました
▲日本の西海捕鯨について話す佐賀県立 名護屋城博物館・安永 浩 主事。捕鯨用具などの説明を通して,西海捕鯨の近代化の流れを解説しました。右の写真は,長崎県平戸市の生月町博物館“島の館”所蔵の捕鯨銃です ▲会場からも質問が寄せられました。写真は,質問をする生月町博物館“島の館”の中園成生 学芸員

 

■関連記事〜クジラTOPICS
「シンポジウム捕鯨の世界−ひと・クジラ・環境のロンド−」
■関連ページ
立教大学ホームページ
鯨科研ホームページ

 

クジラTOPICS
クジラTOPICSへもどる