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鯨と漁業資源について 水産庁・小松正之 課長の講演会


 5月1日(土),長崎県・有川町の有川総合文化センターで,水産庁増殖推進部漁場資源課・小松正之 課長による講演が行われました。これは,長崎県の五島列島を視察中の小松 課長に,有川町からの依頼があり実現したものです。
 「鯨と漁業資源について〜クジラ その歴史と科学」と題された今回の講演。小松 課長は,クジラの基礎知識から将来の捕鯨のありかたまで盛りだくさんの話題を通じ,クジラへの熱い想いを語りました。
 五島列島・中通島の東北部を占める有川町は,鯨組による網取り漁法の時代から戦後南氷洋捕鯨まで捕鯨とともに発展。江戸時代より“鯨のまち”として栄えてきました。また,現在はクジラ資料館を備えたターミナルビルを建設中。今でもクジラとの深いつながりを持ち続けています。
 そんな“鯨のまち”のみなさんにとって,小松 課長の提起するテーマは身近な問題のようです。会場は,将来の捕鯨について考える参加者たちの熱気に満ち,大変有意義な講演会となりました。

▲会場となった有川総合文化センター3階 集会室には,小松 課長の講演を聴講しようとたくさんの方々が集いました ▲開催あいさつをする有川町・井上俊昭 町長。井上 町長は“捕鯨を守る全国自治体連絡協議会”の副会長も務めています ▲日本捕鯨協会・高山武弘 会長代理の来賓あいさつ。若い頃には有川町の捕鯨関係者に教わるところが多かったそうです
▲捕鯨文化には「将来の捕鯨へのヒントが必ずある」と述べ,講演をはじめる小松 課長。全国の捕鯨文化を調査しているそうです ▲「日本人が伝えてきたクジラへの感謝が,持続的捕鯨再開につながっていく」と,捕鯨文化を伝えていくことの重要性を訴えました ▲クジラとの深いかかわりを持つ有川町のみなさん。小松 課長の発言に熱心に耳を傾けていました
▲小松 課長に感謝の意を伝える有川町教育委員会・山下禎三郎 教育長 ▲講演後も参加者の質問に応える小松 課長。クジラの話となると時間を忘れるようです ▲今回の講演会関係者と記念撮影。おつかれさまでした!
▲有川港から車で1分ほどのところにある海童神社。クジラの顎骨(あごほね)でつくられた鳥居がある社として有名です。1620年に建立。当時,相次いだ水難事故を鎮めるために龍神を祭ったそうです。クジラの骨はナガスクジラのもので,1973年に日東捕鯨株式会社によって奉納されました

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